日本人学校に保護者を受け入れる際に面接で良く聞かれていたのが，「日本人学校の子どもはレベルが高いから勉強についていけるか心配です」ということです。たしかに学力は日本の公立学校よりは高いですが，進学校のように格別に高いというわけではありません。なぜなら，日本の公立学校と同じを教育を受けています。
ただ，保護者が教育に関心が高いので，中学校1年生の9割近い生徒が塾に通い勉強しています。私がいた学校では，中学3年生の30名中の生徒の7割が英検2級，3割が英検準2級を持っていました。また日本人学校の子どもは，ほぼ100パーセンの宿題を提出します。
なので，日本人学校の最大のメリットは勉強するのが当たり前だと子ども自身が思うようになることだと思います。