「納涼」ってどういう意味?

夏になると、「納涼祭」「納涼花火大会」といった言葉を見かけます。では、「納涼」とは何でしょうか。

「納涼(のうりょう)」とは、暑さを避けて涼しさを味わうことです。「納」には「取り入れる」という意味があり、「涼しさを取り入れる」という意味で使われてきました。

エアコンがなかった時代の日本では、人々はさまざまな方法で涼をとっていました。夕方に打ち水をしたり、風鈴の音を楽しんだり、川辺や船の上で夕涼みをしたりするのもその一つです。

現在では、「納涼祭」のように、夏に開かれる祭りやイベントの名前としてもよく使われます。盆踊りや屋台、花火などが行われる納涼祭もあります。

ちなみに「納涼」と「お盆」は同じ意味ではありません。納涼は暑い夏を涼しく過ごすこと、お盆は祖先を迎えて供養する行事です。夏祭りでは両方が組み合わさることがあるため、「納涼盆踊り」などの名前も見られます。

「納涼」という言葉から、昔の人がどのように暑い夏を過ごしていたのかを調べてみるのも面白いですね。